PHPはプロプライエタリになるのか?
こんな話をするとやっぱりhanielはPHPが嫌いなんだろ? なんて言われそうですが、↓こんな記事がありました。
PHPブームに陰り? 推進で協力するZendとOracle - ITmedia エンタープライズ
この中の
PHPをめぐる最近の盛り上がりにもかかわらず、Evans Dataは今月初め、PHP、Perl、およびPythonを利用する開発者が昨年、中東、アフリカ、および欧州の地域においては減少したことを明らかにした。
しかし、これにはZendは懐疑的だ。
Zendでビジネス開発を担当するマイク・ピネット副社長は、「われわれもそのレポートは読んだが、幾人かのインダストリーアナリストらは、レポート中の資料やデータを信じないと言っていた」と話す。
このくだりがとても気になった。PHPなどのシェアが下がっているのは既報のとおりである。公平を期すため、両方の言い分を信じるとすると今も尚PHPのユーザとして残っている開発者は、Zend社の製品に強く依存しているということにはなるまいか? つまり、これは私の推察だが、PHPはオープンソースコミュニティを活発にさせる要素に乏しく、PHPの開発環境などをオープンソースのもの(PHPEclipse等)に頼っているユーザの心が離れる一因になっているのではないだろうか? 逆にオープンソースにこだわらずにZend製品を使うユーザのみが残ったという形になっているのではないだろうか? もしこの私の推察があっているとすれば、PHPがオープンソースの急先鋒といえなくなる時代が遠からず来るのではないだろうか?