PHPのいいところ

 数日前PHP-users MLで「JavaからPHPに乗り換えたいので、PHPはこんなにすごいぞという上司を説得する材料を教えてください」みたいな記事が流れた。私は、これを気にPHPのいいところをたくさん教えてもらおうと思いしばし傍観していたが、それは意外な流れとなった。
 たいてい、ユーザMLで活発に発言する人はそのソリューションを支持している人だと思う。傾倒と言える人も多いだろう。ところが、この質問に対してはほとんどの人が異口同音に「そこまでPHPにする理由はない」というようなことを言ったのである。当然だが、JavaPHPも一長一短あり、何もかもPHPにすることないというようなふうに答える人が多かったのである。これは意外であった。
 しかし以前から思うのだが、PHPほどユーザに称えられていない言語も珍しいと思う。PHPを主な開発言語としているユーザであっても「PHPの言語仕様はおかしい」などと言う人もいくらでもいる。もちろん、その他の言語のユーザにもいるとは思うのだが、それでも「○○はいいので使っている」と言うような自分なりのその言語独特の利点を挙げるものだ。しかし、PHPユーザはどうもそれが少ないような気がする。「この機能はPHPだけだ!」みたいなのはないのだろうか?