わしは頭が悪い

わしは、公言してはばからないことがある。それは、わしは「頭が悪い」ということだ。だからこそ簡単な仕組みを使うのだ。ただし、わしは1つ誇れることがあって、その「頭の悪さ」をフォローするすべを見つけ出すのが人よりちょっと長けているのだ。だから、「うわべだけの簡便さ」にだまされることは少ないと自負している。結果的に簡便になるのであれば、既知の技術を使うより、新たに習得するリスクを背負う。そして多くの場合、それを見誤ったことはない。ただし、ステークホルダの隅々まで気が回ってないので、わしは未熟だということは自覚している。