出だしの問題

 小説を書くとき、やっぱり悩むのは出だしだ。出だしでいかに読者をひきつけるかが勝負だ。
 わしはいまんところ、作品の発表の場は Web 以外に考えていない。Web ってのは、小説を読むのには適さないメディアだと思うが、それでも Web 小説を好んで読んでくれている人はいるようである。
 で、Web 小説も他のメディアの小説と同じで、最初の数行がまずは勝負だと思う。いかに後に奥深いストーリィが続いていても、最初の数行で飽きらられては読まれない。のっけからいかに読者をひきつけるか。
 常套手段としては、主人公に命の危険が及ぶことだ(これは、先日紹介した「ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫)」にも書いてあることだ)。しかし、それだけではペラッペラな内容になってしまうので、何かで厚みを持たせねばならない。それが難しい。
 とりあえず、今、書き直し3回目です。