JavaはVB、PHPはVC++
Windowsアプリケーションにおいて、エンドユーザからの受託開発とか、ごく限られたユーザ向けのパッケージ製品ってのはVB(Visual Basic)で作られることが多いわけです。しかしながら一般の市販パッケージをVBで作ることってすごく限られているわけで、そういうのはVC(Visual C++)等で作られるわけですね。
で、Webアプリケーションについて考えたわけです。Javaで開発する場合はServlet+JSPオンリーでの開発にメリットは少なくて(これだったらわざわざJavaを使う必要もない)、たいていはStrutsなりJSFなりを使うと思うのです。でも、そうすると型にはまったものはすごく作りやすい(特にJSF)のですが、ちょっと変わったことをやろうと思うと作りにくくなるわけですね。この特性ってVBに似てるなーと思うわけですよ。それに対してPHPは、(たぶん)Javaほどフレームワークが支配する部分って少なくて好きなように作れるのかなと。VC++にはMFCがあるけど、Win32 APIやDirectXがVBよりもバリバリ呼べますよみたいなのに近いかなと思うわけです。
つまり何がいいたいかというと、VBとVC++ってどっちがいいの?ってなったら、たいていは「何を作るときにおいて?」となるわけですよ。それと同じで、JavaとPHPも何を作るかによって使い分けたほうがいいと思うわけです。
Javaを一方的に批判してPHP最高って言っている人、オカシイですよ。だいたいZendStudioだってJavaでできてるんだべ? ……と、まだ例の件を引きずっているのでした。