プログラミングも語学もいっしょ

 英会話ができない人というのは耳から入ってきた英文を脳内で日本語に翻訳してから理解する癖があるのでできないのだそうだ。私もその一人なわけだが。しかし、ごく簡単な英文、英単語ならそうはなっていないだろう。たとえば、「ハロー」といわれて脳内で「こんにちは」と訳し、「あいさつされている」とはじめて認識する人はあまりいないだろう。たいていは「ハロー」ときたら即「あいさつされている」と認識するかと思う。
 実はコンピュータのプログラミングもいっしょで、コーディングが早くて正確なプログラマーは、思考そのものがプログラムコードである。つまり、思考の早さでコーディングしているのだ。ここまで来る方法も英会話と同じで、とにかく打って打って打ちまくるしかないと思う。いくらいろんな手法を身に着けても、それだけではエクストラ級の生産性を持つプログラマーにはなれないのである。


 ちなみにプログラマーの生産性の個人差は、100倍に達することもあるという。